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まだ俺は精神科で入院していた。
薬のせいか、こういう環境のせいか
おかしな夢をみたのでメモをしていた。
「あるところに平和な町がありました。
その町の王様は人の心を
読むことが出来ました。
王様が町を散歩していると
こじき(の俺)をみつけました。
王様は俺の心を読んでみるかと
思っちゃいました。
すると王様は急に王様でいることが
馬鹿馬鹿しくなってしまいました。
そう思ったとたん王様の服はこじきのように
ボロボロになってしまいました。
そうしてこじきの俺と肩を組んで
今夜のねぐらを探しに
どこかにいってしまいました」
その話をOさんにすると
「それはきっと王様もこじきも
どっちもかーのだよ」といった。
なるほど、そういう解釈もあるなぁと感心した。