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第80回三隅交歓生出発
記念すべき第80回目三隅交歓生が今朝三隅に向けて出発した。
三隅交歓とは、ここ四開と**県三隅の中学生が相互に訪問して数日間滞在し、両地域の違いを学び取ったり、親交を深めたりする行事である。三隅では四開交歓と呼ばれている。
記録によれば三隅交歓という名での第1回実施は1921年のことである。戦時中であった1942〜45年の間は三隅交歓自体は行われなかったが、海軍の軍事工場があった四開の
疎開先が三隅であったという歴史がある。
三隅交歓のルーツを辿っていくとある文献に行き当たる。内容は以下の通りだ。
「四開の浜辺に見たことも無いような形をした船が流れ着いた。それに乗っていたのは弱りきっていた女であった。四開の住民たちはその女を厚くもてなした。その後女は四開の男と結婚した。
それからどれくらいの日が経ったか、女はどうしても三隅へ戻りたいと言い出した。女は夫と共に三隅へと向かった。
数年が経ち四開の人間が二人のことも忘れかけようとしていたころ、一人の少女がやってきた。聞けばその少女は二人の子供であった。」
これ以来相互の親交が深まっていき今に至っているようである。
特産物の交換も忘れてはいけない。四開からは魚などの魚介類を、三隅からは地酒や山菜が送られてくる。長距離を移動しなくてはならないので昔は魚の干物だったとのことだが現在では
運送技術の革新によって活きのいい新鮮なものを送ることが可能だ。
なお三隅はとある独特な蕎麦が有名で、実際にそれを口にした生徒たちは、一生忘れられない思い出だったと毎年嬉しそうに語っている。
記:斎藤
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四開で取れた新鮮な海の幸は三隅の人たちに大変喜ばれている。三隅では魚を神として祀る風習もあるのだ。
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